12/22(月) ルアンパバーンの観光初日

ルアンパバーンの国立博物館
 ルアンパバーンの国立博物館

6時半起床 ホテル1FのBONカフェで朝食。
食後ようやくネット接続ができ、昨日までの様子をブログに書き込む。

昼前に国立博物館へ。
他の荷物と一緒にガイドブックも預けてしまったため、 説明なしでただ見学したのみ。
ガイドさんがいたのでチャンス! と思ったのもつかの間、この団体さんはドイツ人なので英語よりもっとわからない・・・ただおとなしく陳列品を見るだけとなる。

国立博物館前庭のベンチで腰伸ばし?
国立博物館前庭のベンチで

博物館の庭が広く、日差しも気持ちよいので、見学の後は池のまわりのベンチで日向ぼっこしてみた。

こちらにきてから涼しいを通り越して寒いくらいなので、暖かい日差しを浴びていると体の奥まで暖まってくる感じだ。

そういえば、飛行機や待合室の椅子に座ってばかりだったせいか、腰がかなり痛んでいる。

ぽかぽかと暖かい日差しを浴びつつ、しばらく仰向けに寝て自力で腰伸ばしを試みる。

ルアンパバーンで最初に行ったマッサージ店の看板
最初に行ったマッサージ店の看板

30分くらいそうしていたら、なんと腰の痛みも取れてしまった! それではマッサージもやっておいた方が更に良いかも、 ということで、近くのマッサージ屋さんに寄ってみることにした。

 

この店のマッサージ料金は1時間34000KIP(370円くらい)。
夫は男性、私は女性のスタッフが施術してくれることになったが、二人ともとっても若い! 一瞬、あまり上手ではないかも、という思いが頭を掠めるが、店にはこの二人しかいなかったのでまあ仕方ない。
ここでの服装はジーンズの代わりにラオス独特の巻きスカート(シン) を着け、上半身は着ていたTシャツのまま。マッサージのやり方はタイ式とは異なり指圧の要領でツボに沿って押していく。筋肉が凝り固まっているところはかなり痛く感じられたが、全体としてはかなりほぐされた感じ。終了後は二人とも大満足だったので、チップを弾んであげた。
この女性に聞いたところでは、マッサージの資格取得は二週間のトレーニングを受ければ取れるとのこと。あとはセンスと実践あるのみか。私の印象では、この女性のセンスは◎。

さて、昼ごはんは軽くカオソーイを食べにいこうと店を探すことに。
目指した店は名前もない屋台。もちろん英語のメニューなどないので、お姉さんに料理の写真を見せて、ここでカオソーイを食べられるか聞いたところ、ここはカオピヤック屋さんであることが判明。しかもこの時間はやっていないそうで、3時にオープンするとのこと。

エンシェントLPBホテル横の屋台通りで食べたカオソーイ
ホテル横の屋台通りで食べたカオソーイ

 

 

 

で、結局きのう散策中に見つけたホテル横の路地にある屋台通りのカオソーイ屋さんへ行ってみた。欧米人の男性がここで食べているのを後ろからこっそり覗き込んで確かめておいたのでぬかりはない。

昨日は気づかなかったけれど、ここにはなんとカタカナ表記で、カオソーイ8000KIPと書いてあった。「ルアンパバーンで一番おいしい」 と書いてあったのは真実かどうか知らないが・・・

カオソーイにトッピングする香草類
カオソーイにトッピングする香草類

辛いけれど、量も軽めなので、全部食べられた。

しかもベトナムと同じように香草類がてんこ盛りで好きなだけ食べてよいらしい。

このところ新鮮野菜が不足がちだったので、早速パクパクムシャムシャいただいてしまう。

ラオスの定番サンド(カオ・チー・サイ・クワン
ラオスの定番サンド(カオ・チー・サイ・クワン)

さて、次に試してみたいものはカオ・チー・サイ・クワンと呼ばれるフランスパンサンドイッチ。これはいたるところで売られているので、試しにホテルのまん前の屋台で1本だけ買って部屋でお味見してみた。これ一本で一人分の食事量だ。
カロリーオーバーが心配なので、私は本当に味見程度にしておいた。
こちらの人は最後にしょうゆ系の味付けをするらしいが、とりあえずお店の女性のいうとおり作ってもらった。

笑顔の素敵なサンドイッチ屋さんの女性
サンドイッチ屋さんの女性

でもやはり、これにはやっぱりしょうゆ系の味つけの方がグッドだと思った。
こちらのフランスパンはもしかしたら米粉が入っているのかもしれない。
もっちりした食感で日本のものよりずっしりと詰まっている感じだ。

プーシーからの眺め 1
プーシーからの眺め 1

夕方はプーシー(小高い山)から夕焼けを眺めてみることにした。


さっき行った国立博物館の前の328段の階段をふうふう言いながら登って行くと、すでに大勢の先客で一杯だ。

プーシーからの眺め 2
プーシーからの眺め 2

 

世界中から集まった観光客が手に手に構えているのはニコンやキャノンの一眼レフカメラ。もちろんデジカメと思われる高そうな機種ばかりだ。

特に女性のカメラマンが多かった気がする。撮影の仕方から察するにどうも仕事がらみで撮影しているような印象の人が多かった。もしかしたら女性カメラマンは世界的に増えているのだろうか。

プーシーからの眺め 3
プーシーからの眺め 3

山の上は木が多くて夕焼け空をさえぎっていたのが残念だが、メコン川と眼下に広がる世界遺産の街と山合に沈む太陽というコントラストは一見の価値があると思った。

屋台料理の魚とチキンとカオニャーオ(もち米)
屋台料理の魚とチキンとカオニャーオ(もち米)

今日の夕飯は、ホテル横の路地に連なる屋台街で。メニューは焼き魚と大きなチキン、それにカオニャーオ(赤と白のもち米) とビアラーオ(ラオスビール)。
同席だったのはロシア人カップルとフィンランド人のおじさん二人。本当にいろいろな国から来ているのを実感する。ただし、こちらに来てから、まだ日本人を見かけたことがない。ラオスに来ている日本人というのは、NGO関係者とバックパッカーくらいなものなのだろうか。それとも年末になれば多少は訪れるのだろうか。

(17,000歩)