12/25(木) ルアンパバーン 朝の托鉢

ラオス名物の托鉢風景 1
 ラオス名物の托鉢風景 1

今日はLPB名物の托鉢を見に行くために6時起床。何時に始まるかわからないので、夫が様子を見てくると出かけたのだがなかなか帰ってこない。6時半になると近くのお寺で太鼓がなり始めたため、私も出かけてみることにした。

 

ホテル横の道を歩いていると夫と出会ったので、一緒にサッカリン通りまで行ってみた。通りに出るとすでに托鉢の行列が始まっていたので、早速ビデオに撮ろうとしたのだが、見ていると観光客のまあずうずうしいこと!

 

ラオス名物の托鉢風景 2
ラオス名物の托鉢風景 2

通り過ぎるお坊さんたちのすぐそばまで寄ってがんがん写真を撮っているではないか。いくら何でもマナー悪過ぎ!お坊さんたちの神聖な儀式を汚している気がする。
私も同類にされるのはイヤなので、歩道の反対側でちょっとだけビデオ撮りしていたのだが、カメラの前に立ち止まって視界をふさがれるし、お坊さんたちにも申し訳ない気分になるしで、早々に引き上げた。こんなことでは、いつかは規制が必要になりそうだ。 

カーラーオインで出されたジャム
カーラーオインで出されたジャム

ホテルの朝食は7時からOKとのことだったので、一番乗りで席に着く。
ここはフレンチレストラン併設なので、朝食はやはりフレンチっぽい。
フランスパンは当然として、バター以外に3種のジャムがつくのがここらしい。
ただし、昨日までのもっちりバゲットと違い日本同様の軽い感じのフランスパンだ。あとは卵料理から一品選ぶのは他と同じ。それとオレンジジュースにうっすらとレモングラスの香りがあり、これはこれでなかなかおいしい。

ワットシェントーン
ワットシェントーン

 

さて、今日の観光の目玉はワツト・シェントーン。午前中から出かけ、たっぷり見学した。
この寺院は、1560年、セーターティラート王によって建立されたとのこと。ルアンパバーン様式で建てられた、優雅で大胆な湾曲を持った屋根の形に特徴がある。

ワットシェントーン内寝仏が納められている祠の外壁
ワットシェントーンの祠の外壁

しかし、気になったのは本堂横に並んでいる祠の外壁だ。 ここはピンク色の地にガラスのモザイク画になっている。人々の様子が描かれているのだが、よく見ると、後で描きこまれたらしい目鼻口がある。もともとはのっぺらぼうだったはずなので、これは落書きなのだろうが、これも観光客の仕業か。

ルアンパバーンで一番おいしい?カオピヤック屋
カオピヤック屋


さて、お昼は近くのカオピヤック屋へ。
ここは日本テレビでも紹介された、ルアンパバーンで一番おいしいカオピヤック屋だと書かれている。真偽のほどはともかく、この店は地元の人たちも通っている有名店のようだ。こちらでは珍しいスーツ姿の女性や、バイクで駆けつけた男性なども食べていることからの想像だが。

この店のカオピヤックはこんな感じ
 カオピヤックはこんな感じ

そのスーツ姿の女性が、柱にぶら下げられたビニール袋をはさみで切り取っているので、ふと中を見るとオコシのようなものが入っている。

「あなたもこれほしいの?」という表情に、思わずうなづくと、私にも最後の2袋を手渡してくれた。


実はこのオコシのようなものが、一昨日見かけた白いおせんべいの正体だった。あれを油で揚げたものがこれなのだ。疑問が解けてすっきり。

3時のおやつはネットができるカフェにしようと出かけたものの、Wifiと書いてある最初の店は一階も二階もパソコンを持った客が良い席を占領している。
次に見つけたルアンパバーン・ベーカリーもだいぶ混んではいたが、店の中ほどに席を確保できた。早速お店のスタッフにネットキーを聞いて、いざ接続しようと思った途端に今度は停電だ。

ピザを食べてしばらく待つうちにようやく回復したので(こちらでは停電が多いらしい)、やっとの思いで急ぎのメールを送ったり、ブログに書き込みしたりあたふたしながら作業を済ませた。
私の作業中、奥の席でひとり難しい顔をしていた女性が「パスワードは4の次にスペースが入るの?」と聞いてきた。「スペースは必要ない」と答えると、「次のcはスモールcで良いの?」と更に聞くので「スモールcよ」と答えると、「おかしいなあ、もう一度試してみるわ」と言いつつ戻って行った。

以前バリで、私も同じような経験がある。やっぱり私だけじゃないのね、と妙に安心する。

この帰り道、ホテル近くのマッサージ屋でフット・マッサージを受けることにした。なんと4回目!あちこちで試した感じでは、最初のところが一番良かった気がする。

ホテルに戻るとラオ航空からのFAXが届いていた。明日のフライトが50分遅くなり、2時出発に変更になったとのこと。まあ50分程度の遅れなら大した影響はなさそうだ。

これが本物のラオカートナー?
  これが本物のラオカートナー?

 

さて、今日の夕食は一昨日ランチで入ったブンナースック・ゲストハウス・レストランに再度行ってみた。ランチタイムとは違い、下の階が満席だったので仕方なく道路に面した席に座る。

ここの料理は他にもおいしいものが多そうだ。


今度は、メニューをじっくり眺めて、ガイドブックに載っているカオ・ラートナーそっくりの料理を選んだ。ただし、ガイドブックと違ってご飯は別皿だった。小松菜のような緑の野菜も玉葱もすべてしゃきしゃきとした歯ごたえのまま炒められていて、ものすごくおいしい!

ラオスタイルのカレー
  ラオスタイルのカレー

夫はラオスタイルのカレーを注文したが、味見してみるとこちらもとってもおいしい。やっぱりこの店の料理ははずれなしのようだ。

 

今日もおいしいものをたくさん食べられて満足の一日だった。

(13,000歩) 

 

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