スリランカ写真旅行記 2013年暮

出発前



12月19日から1月9日まで、夫と二人でスリランカの旅に出かけます。

2009年5月17日に内戦が終結し、国内情勢も落ち着きをとり戻したとの情報があり、そろそろ出かけても良い時期だと判断しました。

 

一番の目的は自然保護区の動物を観察するためのサファリツアーで、他には象の孤児園を訪ねたり、世界遺産のシギリアロックや第二の都市キャンディ、高地にあるヌワラエリアや、紅茶畑の広がる雄大な景色が望めるハプタレー、南部の海岸や津波から人々を守った砦があるゴールなど、バスや鉄道を使い3週間かけてぐるっと回ってきます。大きなスーツケースはバスでの移動で苦労しそうなので、荷物は小さなスーツケースとバックパックのみというスタイルで出かけます。

 

移動型の旅は久々となるため事前調査にはいつもより時間をかけました。

スリランカ国鉄の時刻表を調べてルートを検討したり、agodaほかいくつものホテル情報は宿泊者のコメントも(苦手な英文も!)含めてしっかり読み込みました(笑)。

日本からは唯一の直行便があるスリランカ航空のチケットをサイトで直接予約し、ホテルはおなじみのagodaで予約しました。宿泊数は20泊、11箇所のホテルを体験できることになります。

 

旅先からはfacebookで随時更新する予定ですが、全ての地域でネット接続できるかどうかは行ってみないと分かりません。今回は荷物の関係でPCは置いていくので、iPadとNexus7、それに現地で購入予定のSIMカードを使えるらしいemobileのPocket Wi-FiルーターGL04P(日常も使用中)が旅のお供。まずは現地の空港で無事SIMカードを購入できるか、また問題なく使えるか、これが旅の第一関門になりそうです。

スリランカ到着後の追加情報

旅行記は新しく作ったサイト「モモとポーターの海外旅行記」に掲載しました。

2014年7月24日現在、全ての記事を掲載ずみです。

 

1. スリランカの写真は旅撮り写真集★momopictに掲載しました。旅のほとんどは列車(3等車)とローカルバスを使っての移動となり、その結果多くの人たちとの出会いに恵まれました。スリランカの美しい自然をぜひ写真で確かめてみてください。

ヤーラ国立公園近くのティッサ湖
simフリーのwifiルーター GL04P

2. 第一関門だった現地のSIMカードは簡単に空港で入手でき、山岳地帯の移動中(わずか)を除けば、ほとんどの地域で問題なく利用できました。特にNexus7の方はすんなり快適に使え、狙い通りGPSに助けられる場面も何回かありました。ただし GL04Pに関しては初期設定で手こずり、使うたびに海外ローミングの設定をいじったりしなくてはならず結構面倒でした。でもこれもNexus7の助けを借りて何とか解決。やっぱり2枚のSIMを保険として購入したのは正解でした。GL04Pだけで対処するのはちょっと無理がありそうです。購入先の異なる2枚のSIMを買って合計2500円くらい。これで3週間ひっきりなしに使って、Nexus7の方はまだだいぶ残っていました。

(注)Nexus7にはMobitelの2G(約1300円)、GL04PにはDialogの1G(約1200円)のSIMを購入。

3. 今回Facebookの威力を実感する場面が何回もありました。旅先のリアルタイムの発信はもちろんのこと、出会った人とその場でFBともだちになったり、帰国後もメールのやり取りをしたりと、今まで経験したことがないような旅の形が生まれました。

 

スリランカの列車内で出会った子供たち

スリランカ鉄道で出会った家族
ハプタレーのレストランで出会ったチェコ人とスイス人の旅行者

4. スリランカは今やノリタケ唯一の製造拠点。工場の隣にはアウトレットを併設しており、日本で買うのとは桁が違うほどの格安値段で高級食器を買うことができます。もちろん私たちがこんな機会を逃すはずはありません(笑)。3輪タクシーをチャーターし、ドライバーの人にも付き合ってもらって、たっぷり買い込んできました。

 

ところが荷物を発送しようという時になって、郵便局はクリスマス休暇で閉まっていることを知りました。仏教国でクリスマス休暇があるなんて想定外の出来事です。結局大きなダンボール箱2つ(合わせて20kgくらい)を夫が抱え、私は2つのスーツケースを引っ張って列車に乗り込む羽目になりました。幸いマータレーからキャンディーまでは車内が比較的空いていたので助かりました。キャディー到着後もこの大荷物を発送するまで苦労が続きますが、詳細は「モモとポーターの海外旅行記」のマータレー編とキャンディ編に掲載。

マータレーのノリタケアウトレット